黒くて、歩きやすくて、手頃なスニーカーがほしい

バックパックの記事の姉妹篇ということで。
ms141.hatenablog.com

最近まで真っ黒のエアハラチを履いていたのですが、どうも足の甲のあたりが少しキツくて不快だったこともあって、弟氏にあげたため、ちょっと探した記録。やはり私の足にNIKEは合わないようで、検討候補もadidasが多めです。
hb.afl.rakuten.co.jp

  • 気分としてなんとなく黒色で、
  • スニーカーに1万2千円以上は出したくない(出せない)けれど、
  • 軽くてクッションの効いたやつが良いが、
  • ダット系は苦手やし高いし…
  • スーツじゃないならオンオフ気にせずこれでええやん

ってのが欲しかったわけです。

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2018年の本たち

2018年も色々ありました。いまは実質ニートです。
振り返ると、今年も大変質の高い読書が出来たなあと思う次第です。
前半はやはり日本の哲学や歴史関係を読むことが多かったですが、後半は私の専門領域でゴツい学術書がドカドカと公刊され、嬉し泣きしながら財布を空にしたものです。
あーだこーだ考えているうちに不思議なジャンル分けになりましたが、以下今年読んだなかからおすすめをまとめておきます。

※2018/12/26に少し足しました。

学術書・ハードカバー類
  • 道場 親信『下丸子文化集団とその時代』

〈おれたちはものを言おう……/おれたちはものを書こう……/まともな人は/まともにしかものが言えないし/ひがんだものは/ひがんだようにしかものが言えない/(中略)/これは素晴しいことではないか!/おれたちはものを言おう……〉
『詩集下丸子』

レヴィナス著作集 3: エロス・文学・哲学

レヴィナス著作集 3: エロス・文学・哲学

これにてフランス語原典の既刊部分の訳が出揃ったことになる。みんなレヴィナスを読もうぜ

  • ジェラール・ベンスーサン『メシア的時間』

メシア的時間:歴史の時間と生きられた時間(叢書・ウニベルシタス)

メシア的時間:歴史の時間と生きられた時間(叢書・ウニベルシタス)

待望の邦訳。難解ですが名著です。

  • 丸山 空大『フランツ・ローゼンツヴァイク:生と啓示の哲学』

フランツ・ローゼンツヴァイク:生と啓示の哲学

フランツ・ローゼンツヴァイク:生と啓示の哲学

記念すべき日本で2冊目のモノグラフ。

シェリング著作集〈4b〉歴史の哲学

シェリング著作集〈4b〉歴史の哲学

こちらも待望の邦訳。『世界年代』が日本語で!

日本哲学史

日本哲学史

今後のスタンダードになるでしょう。

  • 島田 英明『歴史と永遠』

歴史と永遠――江戸後期の思想水脈

歴史と永遠――江戸後期の思想水脈

今年のサントリー学芸賞受賞作。「豪傑」にして精緻。

入門書・ソフトカバー類
  • 『nyx』第5号

nyx 第5号

nyx 第5号

ギンギラギンのさりげなくないやつ。飯田賢穂さんによるレポートのなかで言及していただき泣きました。ぜひ『いま、哲学が始まる。―明大文学部からの挑戦 (明治大学リバティブックス)』とセットで。

トマス・アクィナス――理性と神秘 (岩波新書)

トマス・アクィナス――理性と神秘 (岩波新書)

こちらも今年のサントリー学芸賞受賞作。分かるトマス、感じるトマス。

英雄ではない、民たちにとっての明治維新

西周にかんしてはちょっと首を傾げる箇所もあるが、広く読まれてほしい一冊

精神現象学 上 (ちくま学芸文庫)

精神現象学 上 (ちくま学芸文庫)

精神現象学 下 (ちくま学芸文庫)

精神現象学 下 (ちくま学芸文庫)

これからのヘーゲルその1

  • ヘーゲル『世界史の哲学講義』(上・下)伊坂青司訳

これからのヘーゲルその2

  • 古田 徹也『言葉の魂の哲学』

言葉の魂の哲学 (講談社選書メチエ)

言葉の魂の哲学 (講談社選書メチエ)

言葉の立体的理解へ

デカルトの憂鬱  マイナスの感情を確実に乗り越える方法

デカルトの憂鬱  マイナスの感情を確実に乗り越える方法

渾身。だが平易な入門書

  • 三谷 博『維新史再考』

維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ (NHKブックス No.1248)

維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ (NHKブックス No.1248)

「維新革命」への道: 「文明」を求めた十九世紀日本 (新潮選書)』とともに新しい明治維新入門として

一般書・文芸類
  • マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』

資本主義リアリズム

資本主義リアリズム

2018年で一番食らった本

  • 山岡 浩二『明治の津和野人たち』

明治の津和野人たち:幕末・維新を生き延びた小藩の物語

明治の津和野人たち:幕末・維新を生き延びた小藩の物語

なぜ山陰の山奥から知性が生まれでたのか

  • 加藤 治郎『Confusion』(いぬのせなか座 山本浩貴+hレイアウト)

Confusion (現代歌人シリーズ21)

Confusion (現代歌人シリーズ21)

そうぞう的なきょうどう作業

  • 岩倉文也『傾いた夜空の下で』

傾いた夜空の下で

傾いた夜空の下で

常日頃からもっと売れろ!って念じてる

  • 千葉雅也『意味がない無意味』

意味がない無意味

意味がない無意味

評論集とも言うべきもの。「思弁的実在論と無解釈的なもの」は現在読めるもののなかで一番。個人的には森村論に批評家としての迫力を感じる。

  • 吉川浩満『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』

新時代の人類はどうなるのか

  • 山本 貴光『投壜通信』

投壜通信

投壜通信

あらゆる読書人へ

  • メアリー・セットガスト『先史学者プラトン

先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学

先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学

こういうのも楽しめるようになると楽しくなるよって本

  • 小川 哲『ゲームの王国 上下』

ゲームの王国 上

ゲームの王国 上

ゲームの王国 下

ゲームの王国 下

日本SF大賞受賞作。面白すぎてあっという間に終わって悲しかったくらい

  • ケン・リュウ『折りたたみ北京』

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)

珠玉のアンソロジー

  • トマス・スウェターリッチ『明日と明日』

明日と明日 (ハヤカワ文庫SF)

明日と明日 (ハヤカワ文庫SF)

泣けるSFをどうぞ

....and more

POSSE vol.38

POSSE vol.38

  • 作者: NPO法人POSSE編集部,井手英策,荻上チキ,指宿昭一,伊与田昌慶,清水イアン,深草亜悠美,石川せり,城野千里,笹久保伸,桜井国俊,品川敦紀,佐々木彈,渡辺拓也,今野晴貴,瀬下翔太,石井雅巳,大椿裕子,長瀬千雅,常見陽平,希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会,小田原琳,日比大地,北村太雅
  • 出版社/メーカー: 堀之内出版
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
瀬下との連載が載っております。手前味噌だが、リレー連載「それぞれの町で」は、地方とか生業とかコミュニティとか本当に考えたい人は読んだ方が良いと思います。

  • 『Rhetorica #04 特集:棲家 ver. 1.0/0.0』

rheto4.rhetorica.jp
サイトから購入できますし、私から個人的に買うこともできます。私は
・ver. 0.0に自分たちの高校〜現在までの知的環境についての松本との対談を、
・ver. 1.0に津和野を典型とした盆地という土地にかんするひねくれたエッセイを、
それぞれ寄せています。

  • 『しししし2』

本屋発の文芸誌『しししし』/公式サイト – shishishishishishis……..
正式な全国発売は来年末ですが、双子のライオン堂さんをはじめ、一部書店さんで年内の先行発売もあるそうです。特集はドストエフスキー
私は、上でも紹介した加藤 治郎『Confusion』(いぬのせなか座 山本浩貴+hレイアウト)の書評のようなエッセイのようなものを寄稿させていただきました。豪華執筆陣ですので、ぜひよろしく。

2018年12月の本

今年も終わりです。はからずともヘーゲル祭りになってしまった。

「今月の本」のルール

  1. 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
  2. 専門的な論文などは除く。
  3. 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
  4. とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
  5. コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
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2018年11月の本

そろそろ冬ですね。
今月から諸事情により本は少なくなると思います…

「今月の本」のルール

  1. 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
  2. 専門的な論文などは除く。
  3. 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
  4. とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
  5. コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
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2018年10月の本

秋ですね。
今月は学会に参加したり、原稿を書いていたらあっという間にもう月末やん…という感じでした。
今回は大物揃いでした。くっそ金欠なのでみんな俺のリンクからお買い物してくれよな!

「今月の本」のルール

  1. 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
  2. 専門的な論文などは除く。
  3. 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
  4. とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
  5. コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
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2018年9月の本

秋になったかと思えば、思い出したように夏っぽい日が回帰して、どうにも落ち着かない9月でした。
仕事に圧死しそうになりつつも、質の高い読書ができたように気がします。

「今月の本」のルール

  1. 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
  2. 専門的な論文などは除く。
  3. 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
  4. とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
  5. コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
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2018年8月の本

お盆を過ぎたあたりから地獄のような暑さもおさまり、夜は窓を全開にしていると寒いくらいでした。
さて、今月で2年5ヶ月に渡る津和野での生活に一区切りを付けました。
様々な出会いがあり、随分辛酸も舐めましたが、ここでの経験は人生の糧となったと思っています。
津和野でのあれこれは、今後各所から活字になる予定ですので、ぜひお手にとっていただけると幸いです。

今後もNPO西周の活動は仕事として続けますが、半年ほどは次のステップまでの充電期間にしようと思います。
「今月の本」で紹介する冊数は減るかもしれませんが、まあよしなに。

「今月の本」のルール

  1. 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
  2. 専門的な論文などは除く。
  3. 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
  4. とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
  5. コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
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