2019年のベスト的なもの:本、買い物
2019年も終わりなので、今年読んで面白かった本と買ってよかったものをまとめます。
本
今年読んで面白かった本については以下の分類からそれぞれ5冊を選んでみました。
専門書
- 亀井 大輔『デリダ 歴史の思考』
[asin:4588151010:detail]
気鋭のデリダ研究者による一冊。レヴィナス読みも必読。
- 佐野 泰之『身体の黒魔術、言語の白魔術』
[asin:4779513898:detail]
同世代の研究者による一冊。前半部はメルロ=ポンティのガイドとしても大変素晴らしいのでもっと読まれてほしい。
- 宮野 真生子『出逢いのあわい』
- コリーヌ・ペリュション『糧』
- 峰尾 公也『ハイデガーと時間性の哲学』
[asin:486327484X:detail]
ハイデガー側からみたフランス現代思想の系譜。時間性の誠実なまとめもありがたい。
新書・文庫
[asin:400431755X:detail]
信頼できる碩学による一冊。今後はまずこの一冊から。
- 三浦英之『五色の虹』
[asin:4087456676:detail]
今年のベスト・ノンフィクション。
- 廣瀬 俊朗『ラグビー知的観戦のすすめ』
[asin:4040823192:detail]
時宜を得た一冊。より深く楽しむために。
- 斎藤 美奈子『日本の同時代小説』
[asin:4065156378:detail]
ついに出た古典の新訳。今後はこれが定訳でしょう。
その他
- 綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』
[asin:4582824897:detail]
ほぼ同世代の新鋭。これからの仕事も楽しみに読んで応援したい(偉そう)。
- 西口 想『なぜオフィスでラブなのか』
- チョン・ミョングァン『鯨』
[asin:4794970005:detail]
圧巻の大作。ストーリーの力にねじ伏せられる。
- OSAKAN SOCIALISM
osakansocialism.h1den.com
大阪に残る社会主義っぽい風景。
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今年は本を3冊も出せたのでした。詳しくはこちら。
- 荒木優太編著『在野研究ビギナーズ』
[asin:4750348856:detail]
「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」第3位!
ありがたいことに現在3刷だそうです。
- 石井雅巳『西周と「哲学」の誕生』
重版出来させてくれよな。
- 菅原光・相原耕作・島田英明訳、石井雅巳企画/構成『西周 現代語訳セレクション』
なお、現在『在野研究ビギナーズ』の刊行を記念したブックフェアが紀伊國屋書店新宿本店ほかにて好評開催中です。
socio-logic.jp
買い物
[asin:B07PRX2TSV:detail]
apple pencilとsmart keyboardで超快適。そりゃproのが良いけど、論文読みマンにはこれで十分。
- abrAsus / 薄い財布 classic
[asin:B00IZGOAMU:detail]
もう財布は薄くて前ポケットに入るものしか使えない身体になってしまった。
- AVIOT / TE-D01d
[asin:B07TYFDL8S:detail]
- New Balance / CM996
[asin:B0055QU5JA:detail]
- GUNZE BODY WIL / AIRZ
[asin:B07DXS33KB:detail]
パンツは全部これにした。革命的快適度。
- XMAX / AVANT
[asin:B07NY2K263:detail]
いわゆるヴェポライザー。自室ではもっぱらこちらを吸っている。
- SHIGA DOWN NANGA × JOURNAL STANDARD relume / 別注AURORA-TEX ミリタリーダウンコート
https://baycrews.jp/item/detail/js-relume/blouson/18011464011030baycrews.jp
今年の1月に新調。真冬はこれ一択。ダウンは2連続でNANGAを買ったが、コスパ最高だと思う。
服はそれなりに買ったが、当たりと言えるのは、karrimorのオービットDFパンツ、Harley of Scotlandのニット、mepleのカーディガン、WACKO MARIAのコーチジャケットとTシャツくらいか。あとようやく自分の好きな香水を見つけたが、なんとなく秘密にしておきたい。