2018年12月の本
今年も終わりです。はからずともヘーゲル祭りになってしまった。
「今月の本」のルール
- 毎月読んだ本をリストにしてブログを更新。
- 専門的な論文などは除く。
- 読んだと言っても、必ずしも全頁を読みきったことは意味しないし、再読したものもある。
- とはいえ、必ず入手し、本文に少しでも目を通すことが条件。
- コメントを書くかどうかは時間と体力次第。
- 『Rhetorica04 特集: 棲家 ver.10 / 0.0』
rheto4.rhetorica.jp
できました。ぜひ買ってね。
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熊野先生の翻訳。ヘーゲルの専門家ではないし、読みのに時間がかかるだろうから今は評価はできない。
しかし、『精神現象学』の翻訳は数あれど、素人からすると正直どれもしっくりとこない感じがしていたところもあったのではないか。金子訳は原文を横に置くタイプの重厚なもので、樫山訳は日本語が難しく、長谷川訳はこれで良いものか?という具合に。
熊野先生はかつてヘーゲルで本を書き、かつ優秀なヘーゲル研究者を育ててきたので信頼できるし、日本語もうまい。さらに今回は文庫。となると、非常にありがたいものになるだろう。
- ヘーゲル『世界史の哲学講義』(上・下)伊坂青司訳
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訳者の先生によるこちらの記事を読んで購入。
ヘーゲルのいわゆる「歴史哲学」を学ぶにあたって、初回講義の復元によって新しい(これまで覆い隠されてきた)ヘーゲルを垣間見ることができるだろう。文庫で出してくれたのも嬉しい。
- ケン リュウ『紙の動物園』
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Kindleセールにて。『折りたたみ北京』はめっちゃ良かったのでポチ。
- カート・ヴォネガット『チャンピオンたちの朝食』
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Kindleセールにて。イラストほんと笑える。
- 『オールカラー 個人事業の始め方』
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私の好みもあるだろうけど、個人事業主関係だとこれが一番良さげでした。